【重要】D-0公認大会最終募集のお知らせ
http://dimension-zero.com/topics/140729.html

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ディメンションゼロ(D0)の公式サポートが9月に終わるらしい。とはいえカードの販売が3年以上行われていなかったのでいつかこうなるのは分かっていたこと。かくいう自分は5年前に4thで辞めてしまったのでだいぶ冷めた目で見ている。まぁ、仕方ないよね。

D0をはじめたのは友人の勧めから。大学生という人生で最もダメな時期に出会ってしまい、案の定バカみたいにハマった。合コンするでもなくサークル活動するでもなくアルバイトに精を出すでもなくもちろん勉強なんてするわけもなく、徹夜でTCGをする日々だった。振り返ってみるとずいぶん根暗な学生時代だが、楽しかったのだからしょうがない。後悔はしていない。その時に出会った仲間といまでも繋がっているのだから。

小学生の頃にポケモンカードや遊戯王も持っていたが、TCGの醍醐味を知ったのはこのゲームのおかげだった。カードプールを眺めながらデッキを組むこと、1つ1つのプレイに意味を持たせること、コピーデッキから先人の知恵を盗むこと、大会に出て知らない人と戦うこと、メタゲームを考えること、背景世界に思いを馳せること、禁止カードに一喜一憂すること。その全てが楽しかった。

D0は間違いなく面白かった。しかし、どんなに楽しいTCGも対戦相手がいてこそ。新しいカードセットが出なくなるすこし前からD0を取り扱う店舗は減り、大会も無くなっていった。遊ぶ相手はいなくなり、自然とD0から離れていき、プレイヤー人口の多い別のゲームに流れていった。

いまの環境は本当に恵まれている。毎週どこかで大会が行われていて遠出をしなくても遊べる。でも、だからこそ、対戦相手に対する敬意は忘れたくない。勝っても負けてもお互い気持ちよく終わりたい。別にべたべたと馴れ合えということじゃない。けれどTCGが相手を必要とする遊びである以上、対戦相手がいることに感謝したい。対戦相手のいないカードゲームほど悲しいものはないんだ。

交流会の話も、サポート終了の話も知ることができたのは本当に偶然。これが虫のしらせというやつか。だがこれもなにかの巡り合わせだろう。かつての相棒を握りしめ、交流会に参加させてもらおうと思う。さよならはその時に言おう。

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