※追記
新しい記事にまとめ直しました。
[Legacy][翻訳]BOM ChampionによるElves!のサイドボード指南
http://hak0131ya.diarynote.jp/201406032150085811/



前回の日記の続き。
添削終わったら新しく日記を立て直します。

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■Death and Taxes
+3 《突然の衰微/Abrupt Decay》
+2 《真髄の針/Pithing Needle》
+1 《自然の秩序/Natural Order》
+1 《大祖始/Progenitus》

-2 《遺産のドルイド/Heritage Druid》
-2 《イラクサの歩哨/Nettle Sentinel》
-2 《垣間見る自然/Glimpse of Nature》
-1 《自由なる者ルーリク・サー/Ruric Thar, the Unbowed》

いいニュースとわるいニュースがある。まずはいいニュースから。デスタク戦はミラディンの十字軍に十手が装備されてるようなレアケース以外は大祖始でひき殺せる。

次にわるいニュース。デスタクはレイヴンの思考検閲者と言う名前の墓堀りの檻を使用してくる。これはデスタクとの試合中によくあることだ。レイヴンの思考検閲者が瞬速で出てこないうちに、さっさとオーダーを決めてしまおう。もし突然の衰微を抱えてるならボーナスゲームだ。相手がレイヴンを抱えてるか分からない時には、あぶり出すためにゼニスを利用しよう。真髄の針は霊気の薬瓶か梅沢の十手、レイヴンを守るルーンの母に刺そう。不毛の大地とリシャーダの港に針を使うのは、どうしてもマナ基盤が弱い時だけにしとくのがおすすめ。


■Shardless BUG
+1 《突然の衰微/Abrupt Decay》¥
+2 《思考囲い/Thoughtseize》¥
+1 《自然の秩序/Natural Order》¥
+1 《大祖始/Progenitus》¥

-1 《樺の知識のレインジャー/Birchlore Rangers》
-1 《自由なる者ルーリク・サー/Ruric Thar, the Unbowed》
-1 《孔蹄のビヒモス/Craterhoof Behemoth》
-2 《遺産のドルイド/Heritage Druid》

BUG続唱との試合は青いデッキの中では一番有利な対戦相手で、だからこそエルフがメタゲーム上でよい位置にいるんだと僕は信じてる。エルフが気をつけなきゃいけないのがForece of Willとハンデスで、幸運なことに最近のレシピではwillが減っている。仮に続唱がエルフを減速させることに成功しても、続唱側のクロックが遅い点が問題になってくる。[4]タルモゴイフにも問題があってクィリーオンと共生虫の無限ブロックが突破できない。そしてタルモがおとりになっても他のクリーチャーの打点が低すぎる。あ、あとヴィリジアンのシャーマンで殺されちゃうやつもいる。

サイドボード後は続唱側が大祖始を除去する手段が乏しいので、自然の秩序がより強く使える。[5]試合のよくある流れは相手が2ターン目に仕組まれた疫病のためにフルタップ、こっちがアンタップして自然の秩序。墓堀りの檻(とたまに被覆)に注意して、それらがサイドインされそうなら突然の衰微を増量すべき。

[4]
Tarmogoyf has issues actually connecting through Quirion Ranger and Wirewod Symbiote while the rest of their creatures is just way too slow— or just die to Viridian Shaman.
>>タルモの問題部分はあてずっぽう。引き合いにだされてるクリーチャーとConnectingやThroughって単語から合ってるとは思うのだけど。
[5]
A very common line of play is them tapping out on turn 2 for Engineered Plague with you untapping into Natural Order.
>>with以降の訳があいまい。疫病の返しにオーダーってことでいいのか?



■UWR Delver
+3 《突然の衰微/Abrupt Decay》
+2 《思考囲い/Thoughtseize》
+2 《真髄の針/Pithing Needle》
+1 《自然の秩序/Natural Order》
+1 《大祖始/Progenitus》

-3 《遺産のドルイド/Heritage Druid》
-3 《イラクサの歩哨/Nettle Sentinel》
-2 《垣間見る自然/Glimpse of Nature》
-1 《孔蹄のビヒモス/Craterhoof Behemoth》

このマッチアップでは他のテンポデッキと同じ方法をとります。ラヴァマンサーと十手に触るために衰微だけでなく真髄の針も追加投入します。相手がカノニストの代わりに翻弄する魔導士をサイドインしている場合を除き、垣間見る自然を2枚サイドアウトさせます。UWRとの対戦での一番の勝ち筋はオーダーからの大祖始だ。最近は聖トラフトに代わってネメシスが投入されてるから、恐れずイラクサの歩哨をサイドアウトしよう。ただし電謀を見かけたら他のカードを削ろう。


■Storm
+3 《陰謀団式療法/Cabal Therapy》
+2 《思考囲い/Thoughtseize》
+2 《精神壊しの罠/Mindbreak Trap》
+1 《自然の秩序/Natural Order》
(+1 《漁る軟泥/Scavenging Ooze》 …TESではなくANTの場合)

-1 《孔蹄のビヒモス/Craterhoof Behemoth》
-3 《エルフの幻想家/Elvish Visionary》
-3 《ワイアウッドの共生虫/Wirewood Symbiote》
-1 《イラクサの歩哨/Nettle Sentinel》
(-1 《垣間見る自然/Glimpse of Nature》)

僕がこのマッチアップで教えられることは多くない。相手の手札が見えない段階では陰謀団式療法でライオンの瞳のダイアモンドを指定して1killを防ごう。そして次のターンにはフラッシュバックだ。エルフの最終目標はルーリクサーを出すまで相手を減速させることだ。だから精神壊しの罠はまだこのマッチアップで有用だ。もしStormはANT型が多いと予想したら(ベルチャーやSpanish Inquisitionなんかじゃなくてね)、罠の代わりにアメジストのとげをサイドに取ることも検討しよう。またイラクサの歩哨で迅速にライフを攻めればむかつきではなく炎の過去のルートを強要することができるのを覚えておこう。そうなれば死儀礼とクウィリーの組み合わせが有効になってくる。

※Spanish Inquisition:冥府の契約型ストーム


■Elves!
+3 《陰謀団式療法/Cabal Therapy》
+2 《思考囲い/Thoughtseize》

-1 《ヴィリジアンのシャーマン/Viridian Shaman》
-1 《自由なる者ルーリク・サー/Ruric Thar, the Unbowed》
-2 《エルフの幻想家/Elvish Visionary》
-1 《ワイアウッドの共生虫/Wirewood Symbiote》

ミラーマッチは速度勝負。ダイスロールの練習しなきゃ(使命感)。陰謀団式療法では自然の秩序を指定するのを忘れずに。精神壊しの罠は間違いなくサイドインするべきじゃない。たくさんのカードをサイドインしたせいでデッキ内容が薄くなり、テンポで負けてしまう典型的な例だ。その上、罠がオーダーを止められることはほとんどないだろう。


■Dredge
+1 《漁る軟泥/Scavenging Ooze》
(+2 《思考囲い/Thoughtseize》 …先攻時)

-1 《自由なる者ルーリク・サー/Ruric Thar, the Unbowed》
(-1 《ヴィリジアンのシャーマン/Viridian Shaman》)
(-1 《エルフの幻想家/Elvish Visionary》)

ドレッジに対してはやや不利だが、試合では少なくともビヒモスの力を借りればゾンビの群れに勝つことができる。 [6]思考囲いでディスカード手段かドローソースを狙ってみてほしい。

[6]
Once you’re on the draw in post-board games, try hitting either their discard outlets or card draw spells with Thoughtseize.
>>前半がよくわからん。とくにpost-board gamesってなんだろ?


■Painter
+3 《突然の衰微/Abrupt Decay》
+2 《思考囲い/Thoughtseize》
+2 《真髄の針/Pithing Needle》

-1 《自由なる者ルーリク・サー/Ruric Thar, the Unbowed》
-2 《イラクサの歩哨/Nettle Sentinel》
-1 《孔蹄のビヒモス/Craterhoof Behemoth》
-2 《遺産のドルイド/Heritage Druid》
-1 《垣間見る自然/Glimpse of Nature》


■Sneak and Show
+3 《陰謀団式療法/Cabal Therapy》
+2 《思考囲い/Thoughtseize》
+2 《真髄の針/Pithing Needle》

-1 《ヴィリジアンのシャーマン/Viridian Shaman》
-1 《自由なる者ルーリク・サー/Ruric Thar, the Unbowed》
-1 《エルフの幻想家/Elvish Visionary》
-2 《ワイアウッドの共生虫/Wirewood Symbiote》
-1 《遺産のドルイド/Heritage Druid》
-1 《イラクサの歩哨/Nettle Sentinel》


■Omni-Tell
+3 《陰謀団式療法/Cabal Therapy》
+2 《思考囲い/Thoughtseize》
+1 《自然の秩序/Natural Order》

-1 《ヴィリジアンのシャーマン/Viridian Shaman》
-2 《エルフの幻想家/Elvish Visionary》
-1 《ワイアウッドの共生虫/Wirewood Symbiote》
-1 《遺産のドルイド/Heritage Druid》
-1 《イラクサの歩哨/Nettle Sentinel》


■Maverick
+3 《突然の衰微/Abrupt Decay》
+1 《自然の秩序/Natural Order》
+1 《大祖始/Progenitus》

-1 《自由なる者ルーリク・サー/Ruric Thar, the Unbowed》
-2 《垣間見る自然/Glimpse of Nature》
-1 《遺産のドルイド/Heritage Druid》
-2 《イラクサの歩哨/Nettle Sentinel》


■Reanimator
+3 《陰謀団式療法/Cabal Therapy》
+2 《思考囲い/Thoughtseize》
+1 《漁る軟泥/Scavenging Ooze》

-1 《ヴィリジアンのシャーマン/Viridian Shaman》
-1 《エルフの幻想家/Elvish Visionary》
-1 《ワイアウッドの共生虫/Wirewood Symbiote》
-1 《遺産のドルイド/Heritage Druid》
-1 《イラクサの歩哨/Nettle Sentinel》
-1 《樺の知識のレインジャー/Birchlore Rangers》
(グリセル用に針をサイドインしたいかもしれないけど、エリシュ乙だからいらない)


ここで説明しなかったサイドボードについて。前にも述べたように、相手に合わせてインアウトを調整する。除去が多いデッキに対してはだいたい2-3枚の遺産のドルイドをアウトして、大祖始コンボのスペースを作る。この場合、ビヒモスを1枚アウトしてスペースを作ることもよく行う。カノニストにアクセスできるデッキには、垣間見る自然を2枚サイドアウトするのが好みだ。残りのほとんどに関しては見れば分かるよ。

コメント

ご飯屋
2014年6月3日9:24

後半部分もお疲れ様です

[4][5]
これでいいんじゃないかと
[5]は、相手がフルタップで疫病張るっしょ?だから返しにオーダーでドン!位のニュアンスなのかなー

[6] post-board gamesってのは、日本で言う「サイド後」ってやつです
boardはside boardのことで、post(後)はpre(前)と対になっています
なので、
「(不利なマッチアップだが、ビヒモスワンチャン。)サイド後に後手に回った場合は、思考囲いを取って相手のハンデス要因やドロソを狙って行く」って感じだと思います

かなり量が

ご飯屋
2014年6月3日9:26

途中で送っちまいました。すみません:;(∩´﹏`∩);:
かなり量がある記事ですが、非常に見やすく読みやすく訳していただき、今後のエルフ対策を考える上で役立ちそうです(ゲス顔)
ありがとうございます。お疲れ様です

運び屋
2014年6月3日19:58

>ごはんは飯屋さん
[4][5]
やっぱり疫病の返しにドヤ顔オーダーでいいみたいですね。
よかったー。

[6]
post-board gamesは「サイド後」って訳なんですね、勉強になります。
ただ分からないのが思考囲いが先攻時に使うのか後攻時に使うのか表記が揺れているところ。
箇条書きには"on the play"とあり、解説文には" on the draw"とあります。
元ドレッジ使いの自分としては初動が弾かれるほうが痛いので「先攻時」で統一しようと思います。

いえいえ、すこしでもお役に立てなのなら幸いです。
ま、対策されても東北でエルフ使うわけじゃないからええっすわ(適当)
こちらこそたびたび翻訳の手助けをしていただきありがとうございましたm(__)m

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