サイドインするべきカードはおおむね分かる。魚に衰微はいれないといったさじ加減はまだまだ未熟だが、さすがにストーム相手に精神壊しの罠を入れるなんてのはリストを見れば分かる。でも何を抜けばいいのかというのが分からなかったので先日文献を漁った(http://hak0131ya.diarynote.jp/201406032150085811/)。この記事を分解して「このデッキ相手にはこれを抜け」ではなく「このカードはこういったデッキの時に抜ける」をまとめ直してみた。それぞれのカードがどういう相手に弱いのかが見えてくれば、記事に記載してある仮想敵以外と当たった場合も使えるんじゃないかという考え。


4《遺産のドルイド/Heritage Druid》
3/9(10):Miracles
2/8:RUG & BUG Delver
2/5:Jund
1/2:Merfolk
2/7:Death and Taxes
2/5:Shardless BUG
3/9:UWR Delver
0/8(9):Storm
0/5:Elves!
0/1(3):Dredge
2/7:Painter
1/7:Sneak and Show
1/6:Omni-Tell
1/5:Maverick
1/6:Reanimator


4《イラクサの歩哨/Nettle Sentinel》
2/9(10):Miracles
2/8:RUG & BUG Delver
0/5:Jund
0/2:Merfolk
2/7:Death and Taxes
0/5:Shardless BUG
3/9:UWR Delver
1/8(9):Storm
0/5:Elves!
0/1(3):Dredge
2/7:Painter
1/7:Sneak and Show
1/6:Omni-Tell
2/5:Maverick
1/6:Reanimator


4《クウィリーオン・レインジャー/Quirion Ranger》
(1)/9(10):Miracles
0/8:RUG & BUG Delver
0/5:Jund
0/2:Merfolk
0/7:Death and Taxes
0/5:Shardless BUG
0/9:UWR Delver
0/8(9):Storm
0/5:Elves!
0/1(3):Dredge
0/7:Painter
0/7:Sneak and Show
0/6:Omni-Tell
0/5:Maverick
0/6:Reanimator


1《樺の知識のレインジャー/Birchlore Rangers》
0/9(10):Miracles
0/8:RUG & BUG Delver
0/5:Jund
0/2:Merfolk
0/7:Death and Taxes
1/5:Shardless BUG
0/9:UWR Delver
0/8(9):Storm
0/5:Elves!
0/1(3):Dredge
0/7:Painter
0/7:Sneak and Show
0/6:Omni-Tell
0/5:Maverick
1/6:Reanimator


4《ワイアウッドの共生虫/Wirewood Symbiote》
0/9(10):Miracles
0/8:RUG & BUG Delver
0/5:Jund
0/2:Merfolk
0/7:Death and Taxes
0/5:Shardless BUG
0/9:UWR Delver
3/8(9):Storm
1/5:Elves!
0/1(3):Dredge
0/7:Painter
2/7:Sneak and Show
1/6:Omni-Tell
0/5:Maverick
1/6:Reanimator


4《エルフの幻想家/Elvish Visionary》
0/9(10):Miracles
0/8:RUG & BUG Delver
0/5:Jund
0/2:Merfolk
0/7:Death and Taxes
0/5:Shardless BUG
0/9:UWR Delver
3/8(9):Storm
2/5:Elves!
(1)/1(3):Dredge
0/7:Painter
1/7:Sneak and Show
2/6:Omni-Tell
0/5:Maverick
1/6:Reanimator


2《孔蹄のビヒモス/Craterhoof Behemoth》
1/9(10):Miracles
1/8:RUG & BUG Delver
1/5:Jund
0/2:Merfolk
0/7:Death and Taxes
1/5:Shardless BUG
1/9:UWR Delver
1/8(9):Storm
0/5:Elves!
0/1(3):Dredge
1/7:Painter
0/7:Sneak and Show
0/6:Omni-Tell
0/5:Maverick
0/6:Reanimator


1《自由なる者ルーリク・サー/Ruric Thar, the Unbowed》
0/9(10):Miracles
1/8:RUG & BUG Delver
1/5:Jund
1/2:Merfolk
1/7:Death and Taxes
1/5:Shardless BUG
0/9:UWR Delver
0/8(9):Storm
1/5:Elves!
1/1(3):Dredge
1/7:Painter
1/7:Sneak and Show
0/6:Omni-Tell
1/5:Maverick
0/6:Reanimator


1《ヴィリジアンのシャーマン/Viridian Shaman》
1/9(10):Miracles
1/8:RUG & BUG Delver
1/5:Jund
0/2:Merfolk
0/7:Death and Taxes
0/5:Shardless BUG
0/9:UWR Delver
0/8(9):Storm
1/5:Elves!
(1)/1(3):Dredge
0/7:Painter
1/7:Sneak and Show
1/6:Omni-Tell
0/5:Maverick
1/6:Reanimator


4《垣間見る自然/Glimpse of Nature》
2/9(10):Miracles
1/8:RUG & BUG Delver
0/5:Jund
0/2:Merfolk
2/7:Death and Taxes
0/5:Shardless BUG
2/9:UWR Delver
(1)/8(9):Storm
0/5:Elves!
0/1(3):Dredge
1/7:Painter
0/7:Sneak and Show
0/6:Omni-Tell
2/5:Maverick
0/6:Reanimator


ここまでは記事をまとめ直したデータ。
ここからは自分が行った分析。
つまり話半分に聞いとけってこと。

遺産のドルイドとイラクサの歩哨はサイドアウト率2Top。親和エルフの基本骨格はこいつらと垣間見る自然だと思っているからこの結果には驚き。つまりサイド後はチェインを狙うよりもオーダーを通すことを優先しているらしい。逆にこの2体を揃ってサイドアウトしなかったのがElves!とDredge。サイドインするカードが少ないという理由もあるが、速度勝負をする際には必要なカードということ。遺産のドルイドの減らされた数字にも注目したところこいつらは「クリーチャー主体のデッキでは除去により3体並ばないのでアウト要因。しかしコンボ相手には速度を維持したいのであまり減らさないカード」という位置づけみたいだ。そしてイラクサの歩哨は貴重な2/2というサイズのクリーチャー。黒相手に疫病下で生き残るエルフということもそうだが、記事で触れられた聖トラフトのブロッカーという点も覚えておきたい。

樺の知識のレインジャーについて。遺産のドルイドの水増しだと認識していたがどうやら違うらしい。追加の遺産のドルイド要因ならアウトするときにこちらが優先して外されるはず。しかしそう扱われていない。まず色マナが出るということ。衰微をしたり、死儀礼でクロックを刻む時に使える。そして3体でなく2体でマナが出せること。除去の嵐をかいくぐって3体並べることは難しいが、2体までならなんとかなるということか。メインでは遺産のドルイドに劣るが、サイド後はこの特性が重宝されてるようだ。それと地味に疫病下でも変異で出せるという小技があるが、無色なせいでオーダーの餌にならないため利用方法があまり思いつかない…

ワイアウッドの共生虫とエルフの幻想家について。これは遺産のドルイドとイラクサの歩哨と逆の立ち位置にいる。クリーチャー主体のデッキには避雷針とアドバンテージ源として有用。2体が揃った時のアドの取り方は非常に強力。しかしコンボデッキに対しては避雷針の役割は果たせず、アドの取り方が悠長なのでアウト要因。

孔蹄のビヒモスは大祖始が入る時に1枚抜けるカード。つまりクリーチャー主体のデッキ相手には横に並ぶことが難しいので減らされるってこと。でも1枚はルートとして残されてる。ピン除去は頭数を増やすことで対応できるが、テンポデッキにもみ消しされる可能性も考慮すること。

自由なる者ルーリク・サーは対ストーム用決戦兵器。Omni-Tellも殺せる。あとRUG含めドロソを連打するテンポにも有効。しかしMiraclesにも残すのは意外だった。記事を見た限りオーダー先は大祖始を優先してる。Taigaも入っているので素出しのクロッカーとして利用するのだろうか。

ヴィリジアンのシャーマンは飛び道具枠。しかし仮想的の半分に残すならサイドからメインに格上げされたのも納得か。墓堀りの檻を割るために衰微に追加して投入するという使い方はなさそう。墓堀りの檻下ではサーチできないのだし、入っていても1枚か2枚のカードのために入れるのは無駄か。それなら最悪クリーチャーも割れる衰微だけでよいということらしい。主に装備品とエーテル宣誓対策かな。しかしストームに残す価値あるのか?起動までマナが足りなかったベルチャーを割るとか??

垣間見る自然も親和エルフの核となるカードの一つ。しかしこいつはサイドインしたカードを探すためのドローソースという役割もあるため、遺産のドルイド達ほどアウトされていない。むしろアウトされるのはだいたい白相手、というよりエーテル宣誓会の法学者がサイドインしそうな相手。ペインターもタッチ白で悟りの教示者を使用するタイプがあるためだと思われる。今更だからないとは思うが、仮に迷宮の霊魂が流行ったらそれ相手にも抜けそう。でも白いクリーチャーだから使ってくる相手は変わらんか。



※番外編。
一度もサイドアウトされなかったカード達。

4 《死儀礼のシャーマン/Deathrite Shaman》
1 《ラノワールのエルフ/Llanowar Elves》

4 《緑の太陽の頂点/Green Sun’s Zenith》
3 《自然の秩序/Natural Order》

4 《新緑の地下墓地/Verdant Catacombs》
3 《霧深い雨林/Misty Rainforest》
2 《吹きさらしの荒野/Windswept Heath》
4 《ガイアの揺籃の地/Gaea’s Cradle》
2 《森/Forest》
2 《Bayou》
1 《Taiga》
2 《ドライアドの東屋/Dryad Arbor》

かなり納得のメンバー。言うまでもなく死儀礼のシャーマンはマナクリで、貴重なダメージ源かつ墓地対策。ただドライアドの東屋はコンボ相手には1枚抜いてもいいと思うのだがどうだろう。ビヒモス型が出たはじめの頃は1枚しか入ってなくて、最近2枚に増量されることが多くなったカード。自分も除去されるから2枚目が必要だと感じたが、コンボを相手して速度勝負する時に2枚目を使うことがあるのだろうか。セラピーの餌としてか?ここは自分で試してみたいところ。


■まとめ
・クリーチャーデッキには遺産のドルイドとイラクサの歩哨のセットから抜く。
・コンボデッキにはワイアウッドの共生虫とエルフの幻想家のセットから抜く。
・エーテル宣誓会の法学者相手には垣間見る自然を抜く。

コメント

ササミ
2014年6月7日2:33

どのエルフ記事も大変興味深く、まとめて読ませて頂きました。

今後のレガシープレイの参考にさせて頂きます!
まことに勝手ながらリンクさせて頂きましたのでよろしくお願いしますm(__)m

運び屋
2014年6月8日0:21

>ササミさん
コメントありがとうございます。まだまだエルフ使い見習いではありますが、そう言っていただければ日記にした甲斐がありました。

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