Temur Delver
Daryl Ayers
1st Place at StarCityGames.com Legacy Open on 1/10/2015

http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=78736

Creatures (12)
4 《秘密を掘り下げる者/Delver of Secrets》
4 《密林の猿人/Kird Ape》
4 《タルモゴイフ/Tarmogoyf》

Lands (17)
4 《霧深い雨林/Misty Rainforest》
4 《沸騰する小湖/Scalding Tarn》
1 《Taiga》
2 《Tropical Island》
3 《Volcanic Island》
3 《不毛の大地/Wasteland》

Spells (31)
4 《渦まく知識/Brainstorm》
4 《目くらまし/Daze》
4 《Force of Will》
4 《稲妻/Lightning Bolt》
1 《紅蓮破/Pyroblast》
3 《呪文貫き/Spell Pierce》
3 《二股の稲妻/Forked Bolt》
4 《思案/Ponder》
4 《宝船の巡航/Treasure Cruise》

Sideboard
2 《墓掘りの檻/Grafdigger’s Cage》
1 《真髄の針/Pithing Needle》
1 《硫黄の渦/Sulfuric Vortex》
1 《森の知恵/Sylvan Library》
1 《古えの遺恨/Ancient Grudge》
2 《狼狽の嵐/Flusterstorm》
1 《クローサの掌握/Krosan Grip》
2 《紅蓮破/Pyroblast》
1 《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》
1 《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique》
2 《乱暴/Rough》


《密林の猿人/Kird Ape》
(赤)
クリーチャー — 類人猿(Ape)
密林の猿人は、あなたが森(Forest)をコントロールしているかぎり+1/+2の修整を受ける。
1/1



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 ごはんは飯屋さんのDNより、《密林の猿人》入りのRUG Delverです。《宝船の巡航》と共存させるための選択のようです。

《密林の猿人》が《敏捷なマングース》より優れる点が、
・《宝船の巡航》と同居できる。
・スレッショルドを待たずにパワーが上がる。
劣る点が、
・パワーが2なので打点が下がる。
・除去耐性(被覆)がない。
・《Volcanic Island》スタートの場合には2枚目の土地を置く必要がある。
て感じです。あと両者が《若き紅蓮術士》に優れる点として、
・1マナである。
・《乱暴》に巻き込まれない
なんてのもあります。

 ここで《密林の猿人》と《敏捷なマングース》のキルターンをざっくり考えてみます。両者とも1ターン目にキャストし、相手のブロッカーがない場合に何ターンで相手のライフ20を削れるかを計算してみます。《密林の猿人》は2ターン目にパワー2で殴り始めるので11ターン目にライフを20削れます。

T01:×
T02:-2(-2)
T03:-2(-4)
T04:-2(-6)
T05:-2(-8)
T06:-2(-10)
T07:-2(-12)
T08:-2(-14)
T09:-2(-16)
T10:-2(-18)
T11:-2(-20)

 対して《敏捷なマングース》ですが、毎ターン2枚ずつ墓地を肥やしていくと仮定して、スレッショルドを達成できるのが4ターン目です。3ターン目までをパワー1で、そこからパワー3で殴れば9ターンでライフ20を削れる計算です。

T01:×
T02:-1(-1)
T03:-1(-2)
T04:-3(-5)
T05:-3(-8)
T06:-3(-11)
T07:-3(-14)
T08:-3(-17)
T09:-3(-20)

 実際の試合でこんなふうにゲームが決まるなんてまずないですが、この計算だと《敏捷なマングース》のほうがキルターンが早いようです。スレッショルドが1ターン遅れても《敏捷なマングース》の勝ちですね。やっぱりパワー3は偉大でした。あとは打点の低さ、除去耐性のなさを《宝船の巡航》がどれだけ補えるかって話ですね。

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